今回の記事は、
診療所をかかりつけ医にして体のメンテナンスをしよう
という内容です。かかりつけ医を作り、医学的アドバイスや必要な検査を受けましょう。
自分の健康状態は自分ではわからない
よく「自分の体のことは自分が一番良く知っている」という昭和のじいさんたちがいましたが、最近はあまり聞かないですね。自分の体のことでわかるのは体重と体温、その時の調子くらいなものです。
実際にはCTや超音波検査などの画像検査や血液検査をしたりして、自分のネガティブな部分を見つけて対処する形が一番確実だと思うのです。
実際に診療所に勤務している私もそれほど頻繁に診察を受けたりはしませんが、いつでも先生の意見やアドバイスを受けられる立場にいるからであって、そうでない普通の方は、健康診断の結果や家族親類にがん患者がいるなど、何かしら理由を見つけて自分のメンテナンスをするべきだと思います。
予防医療は歯科のみに許されている
とはいえ、保険適用で予防的な医療をしようとすると、歯科での口腔ケアやフッ素塗布などに限られております。これが保険適用ということは、口腔内ケアが老後のQOL(生活の質)に及ぼす影響が大変大きいということです。
予防医療が今後の生活のQOLに影響が大きいとなれば、今後医科(病院など)でも予防医療に対して保険適法の範囲が広がるといいと思います。今は特定健診などを健康チェックのきっかけにされるのがベターです。
かかりつけ医を見つけよう
かかりつけ医がいると、自分の健康状態についてカルテを作成し、それを元に健康管理をしてもらえることになります。
また、大きな病院へかかるときにも紹介状をもらいやすいので、近所や職場の近くなどに行きやすい病院を探すのがオススメです。
診療所とはいえ、超音波検査やCTなどを設備している病院もあって、ある程度の検査をすることもできるので、近所の病院を探されるのがいいと思います。
Google検索以外にも院長ひとりひとりにインタビューしているサイトなどもあるので参考にされるのがいいと思います。

受けたい検査を受ける方法
なにも訴える症状がないのに「CT撮って」と言われても撮ってくれる可能性はかなり低いです。
CTやレントゲンなどの放射線検査を例にとれば、
「検査を受けるメリット(疾病の発見)と放射線被ばくのデメリットを上回る」
必要があるからです。また、検査をするのにはそれに対応した病名も必要なので、病気でもないのに検査を受けることはできません。
ただ、検査のメリットをどう取るかは医師の判断によるので、検査をするのにもっともな理由があれば撮ってもらえたりします。
また、短期間の体重減少や増加、薬の服用に対する副作用の調査などで血液検査を受けたり、がん家系であるなどの健康不安の払拭も診療所としては受け入れたりしているので、体のメンテナンスの一環として、診察を受けてみることをオススメしています。
さいごに
大きな病気で人生設計の変更を余儀なくされることは自分には起こらない、なんてことはありません。こういったイベントを未然に防ぐために、積極的にかかりつけ医を見つけて自分の体のメンテナンスをしていくのが大切だと思います。
コメント