ダイエットに関する論文を読んでみる

論文を読もう ダイエット

今回の記事は、

ダイエットに関する論文を読んでみよう!

という内容です。前回のダイエットのゴール設定の続きのような記事です。

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医者の書いた論文を読んでみる

ダイエットに関する記事を検索するときに、まず100%見ないと思われる検索結果は論文だと思います。ただ、健康的に痩せるをテーマに活動するなら、根拠を一度は見ておきたいものです。

日本人間ドック学会という学会があります。健康の為に人間ドックを受けましょうという趣旨の学会(個人の受け取り方です)ですが、学会なので論文も掲載しています。今回は下記の論文を読んでみました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ningendock1986/14/2/14_168/_pdf

いきなりPDFで論文が出てきてしまいますが、要するに肥満度・BMI・体脂肪率が病気や血液検査との関連性を相関係数という値で関連性を調査したものです。

相関係数とは

AとBという2つの数値があったとします。この2つの数値の変動の関連性をみる係数です。

Aという数値が上昇した時にBという数値が上がると相関係数は1(正の相関関係)に近づき、逆にBという数値が下降すると-1(負の相関関係)に近づきます。変化がなければ0(無相関)です。

どれくらい基準値と連動しているのかを数値で表している指標です。

どの数値が連動するのか

論文は、肥満が悪影響を及ぼす病気に関連した血液検査との関連を調べたもののようです。

ダイエットで体重を落とすこと、また体脂肪率を落とすことと各検査値の関係を知れば、体重のみに着目するダイエットが決して良いものではないということがわかると思います。

BMI・肥満度と連動する値

体重はもちろん高い相関を示しています。BMIは体重から計算することから、肥満度・BMIと高い相関率となって当然です。体脂肪率とも0.64と高い相関率となっています。

そのほか、血圧・尿酸値・肝機能(AST・ALT)・コレステロール・中性脂肪についてもそれほど高くないもののBMIと正の相関関係がみられます。

体脂肪率と関連性を見てもほぼ似たような結果となっています。

ちょっと面白かったのは、肺活量は体重の減少で少し増えますが、体脂肪率の減少による減少の方が相関関係が高いことです。

おそらく、内臓脂肪が多い(肥満体型)と、脂肪で圧迫されて横隔膜を押し上げますが、内臓脂肪が少なくなることで肺の圧迫が少なくなり、肺活量が上がるのだと思います。

また、CTRというのは心臓の大きさを示す指標で、Cardio Tthoracic Ratio といいます。この値が大きいと心臓が大きく、負荷がかかっているという指標ですが、体重・体脂肪率ともに相関関係が高く、体重を減らすことは心臓の負荷を下げる効果があると言えます。

逆に、腎機能や赤血球などの貧血系の値は変わらない印象です。特に腎機能は一度悪くなったら改善はしないので大事に使うことをオススメします。

男女で違う相関率

肥満度と体脂肪率の相関関係のグラフがあります。これも面白い結果で、男性は相関にばらつきが多くみられますが、女性は(男性に比べて)高い相関が見られます。

男性は筋肉量にばらつきが多く、例えば、マッチョな方はBMIの割に体脂肪率が低くなりがちに思います。

逆に女性は筋肉質の方が少なく、体重の増減のメインは体脂肪によるものが多いのだろうと考えます。

さいごに

体重を減らすことは一般的に健康増進に一定の効果があることがわかりました。体重だけでなく、自分の体格(筋肉量や体脂肪)を考慮に入れてダイエットすることが、健康の積立に重要だと考えます。

体組成計を上手に使って健康的なダイエットをしていきましょう!

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