日産・三菱から軽規格の電気自動車が発売されました。補助金ありで180万円台・東京は130万円台でEVを入手できるのは正直興味あります。家庭用蓄電池システムとEVの組み合わせは、V2Hをするしないに関わらず効率の良い組み合わせだと思います。一度試乗してみたいものです。
さて、HUAWEI LUNA2000 15kwhを2022年(令和4年)4月1日導入してから1月と半分、ようやく電気料金の請求書がやってきましたので公開したいと思います。
独身貴族SOBの生活パターン等について
それぞれのご家庭によって結果が違ってくると思いますの。私、独身貴族SOBの生活パターンを紹介します。シミュレーションの参考にしてください。
- 単身世帯
- 木造二階建て
- 電気・ガス併用(IHクッキングヒーター使用。ガスは暖房とエコジョーズで使用)
- 日中はほぼ不在
- アウトランダーPHEV所有(家庭で充電)10km/日、700km/月走行
- 家庭用蓄電池システム:HUAWEI LUNA2000 15kwh設置
電気料金は約半分になりました。

今月の電気料金の内訳ですが、
- 基本料金1,540円
- 電力量料金440円
- (デイタイム1kwh,@ホームタイム7kwh,ナイトタイム11kwh)
- 再エネ発電促進賦課金 65円
合計 2,025円
でした。基本料金が足を引っ張っているように見えますネ・・・
※ガス料金に関してはいつもと変わらないので割愛させていただきます。
売電はどうなったか?
売電に関しては3月分(2月中旬~)からFITが終了しており、42円/kwh→7円/kwhとなりました。

LUNA2000への充電が完了してから売電が始まるので、結果として売電量が下がっていますが思ったよりは余っている計算です。
買電量・買電料金と比べると、買電量19kwh、電気料金2,025円で、差し引き415円の支出、電力量としては210wの余剰(売電)となりました。
今月の電気収支を見る限り、パネルと蓄電池容量のバランスは悪くないと思います。
悪天候時以外は自前の発電で賄うことができている
3月中旬~4月中旬の買電量を見ると、合計19kwhと多少ながら買電しています。ナイトタイムでの売電が多いですが、主な原因はPHEVへの充電で、LUNA2000のバッテリーが空になって買電することが多いです。

買電しているケースでも、グリーンモードでの運用をしている限り、空になったからといって系統電力から充電することはなく、最低限使用している量のみを買う感じです。
PHEVへの充電は、以前は深夜帯でないと安心して充電できませんでしたが、LUNA2000導入後は、天気が良いか、容量に余裕があればいつでも充電できるようになりました。
仮にLUNA2000の容量が空になっても、時間さえ合わせれば深夜帯の充電であれば割安の電気を使えるので、問題にならないです。
アウトランダーPHEVの充電について
現在、PHEVの駆動用バッテリー容量が70%となっています。駆動用バッテリーが空になってから満充電になるまでの容量は・・・
12kwh(新品容量)x70%(30%劣化)x70(30%以下は使えない)=5.88kwh
が実際に利用できる容量です。充電の効率が80%程度ということでしたので、
5.88÷0.8=7.35kwh
が実際に充電に使用される電力量となります。
買電価格が7円kwhなので、1回の充電で50円程度です。
中部電力のEライフプラン(現在新規加入不可)のナイトタイムが15.89円/kwhで、120円程度です。
同程度の充電をするのにガソリンを3L(150円/Lとして450円程度)使用することを考えれば、現状では充電スポットを利用しても十分に安く充電できると思います。
1回のフル充電でガソリンとの比較で最大で400円程度の利益になることを考えれば、家庭用蓄電池システムとEVの相性はやはり効率が良いと思います。
ちなみに3月5日に給油(満タン)してから5月15日に給油(20L)するまでに1993km走行しています。
※ハイブリッドとして走る場合、だいたい15-17km/L程度、650km程度ガソリンで走れると仮定して、残り1343kmは自宅や充電スポットでの充電によるものです。これは満タン2回分に相当する量で、150円/L、1回あたり35L給油として10,500円に相当します。ここから充電の料金を差し引いてもかなりお得に走行できていることは間違いありません。
電気料金だけでなく、PHEV充電によるガソリン代削減額も含めると悪くない状況ではないかと考えています。
効率の良い運用を考えていこう
電気料金がかなり安くなったこと、発電電力量にそこそこの余裕があることから、PHEV併用だけでなく、今後はエコキュート導入によるオール電化も考えていけたらと思います。
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