今日の記事は、
料理に興味を持ったきっかけ~世界の料理ショー~
の回想です。知っている人は良く知っている伝説の番組だと思います。
料理番組を見始めたきっかけ
小学生の頃、土曜日の昼(当時は半ドンでした)に帰宅したくらいの時間で外国の料理番組がやっていました。
当然吹き替えでやっていましたので、今考えればエンターテインメント性の高い料理番組だったなと思います。イケメンの外国人が面白いことをいいながらいろんな料理を作る、その頃の日本ではちょっとない番組だったことを覚えています。
その番組の名前は、
「世界の料理ショー」(主演:グラハム・カー)
です。肉と言えば牛・豚・鶏しか知らなかった頃に、ウサギや羊・キジなど、いろんな材料を使って世界中の料理を作る番組に夢中になりました。
大人になった今、グラハム・カーの紹介した料理を再現できるキッチンもあり、材料も入手可能になりましたが、さすがにあの頃紹介されていたメニューはどれもバターたっぷりで、かなり高カロリーなので、再現する気にはならないですが、いつ見ても楽しい番組だと思います。
世界の料理ショー DVDボックス入手!

10年くらい前でしょうか、偶然販売情報を聞きつけてDVDボックスを買うことができました。
小学校の頃何度も見た世界の料理ショーが大人になってからいつでも見られるようになる!
というのは本当に嬉しいことでした。DVD8枚組セット+鍋つかみ付き!貴重過ぎて使えない^^;
改めてDVDを見ると、日本の料理番組と違って分量もざっくり、手順もちょと怪しいときもありますが、とにかく終始楽しそうに料理をつくるのがとても印象に残ります。最後にお客さんから1人選んで一緒に食事をするところも良かったです。
料理の方法を教える番組というよりも料理をしながらバラエティー番組が進行している印象で、こんな番組はこれ以外見たことないです。
とにかく普通の料理番組のように、料理のしかたよりも、料理は楽しいということを教えてくれた番組だったと思います。
ひとり暮らしでは消費量も少ないこともあり、いろんな料理に挑戦というわけにはいかないものの、料理をすることに抵抗がないのは、間違いなく「世界の料理ショー」とグラハム・カーのおかげだと思います。
さいごに
DVDボックスの特典の最後に、グラハム・カーの寄稿が寄せられていますので紹介します。
Habit that harm can be resources that heal…
出典:グラハム・カー 「世界の料理ショー」DVDボックス特典冊子より
体に悪い習慣は、体を癒す源にもなり得るのです。
普段節制しているなら、たまには体に良くないものも(満足感の点で)いいよね!と解釈しました。ずっとストイックに続けるのは難しい。たまには美味しいもの食べよう!と。
「世界の料理ショー」は、欧米の料理らしい高カロリー食でしたが、この番組のあと、奥さんのトリーナ婦人が心臓発作で倒れられました。
これを機に、健康志向の料理を考案するようになったのだそうです。普段はバランスの取れた健康志向の食事、たまには美味しいものを、というのも悪くない習慣なのかもしれませんね!
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