2016年にアウトランダーPHEV(初期型)を中古で購入しました。1年落ち、8000km、ディーラー車、280万円はなかなかお買い得だったと思います。
日々の燃費はその都度気にしてはいるのですが、充電したり、ガソリンを入れたりして、実燃費を計測するのが難しい車です。重量もかなりある方(初期型で1800kg程度)なので、燃費は正直それほど期待してはいません。
ただ、今回卒FITを控え、家の電気を使って充電しているアウトランダーも計算に入れておきたいと考えました。
具体的には「蓄電池導入による光熱費削減額に車の充電によるガソリン代削減効果も盛り込みたい」ということです(正当化)。
では、前回ガソリン補給(満タン)をしてから、今回補給(満タン)をするまでの各金額を見ていきます。
- 充電スタンドでの充電(21回)計3,969円
- 三菱充電カード会費(1回/月) 1,500円
- 自宅充電(深夜電気帯:32回) 2,630円
- ガソリン代(コストコ:149円/L) 5,523円
- 合計13,622円(会費込み)でした。
合計走行距離は1,457kmでした。1kmあたり9.35円で走ったことになります。
※三菱自動車 電動車両サポートは、各地の充電スポットを利用するためのサービスです。
個人向けにはベーシック会員(500円/月)と、プレミアム会員(1,500円/月)があり、それぞれ充電にかかる費用(従量制)が違います。個人的にはベーシック会員で良いように思います。
アウトランダーPHEVがガソリンのみで走る時の燃費は、いろいろな方が動画やブログなどで上げていますが、最低10km/Lちょい、良くて15km/Lでした。私の体感的には13-14km/Lあたりだと思います。ですので、今回ガソリンで走った場合の燃費は13.5km/Lと推定しました。
満タンで37.07L入ったので、ちょうど500km走った計算になり、1kmあたり11.05円で走ります。
電気のみの走行距離は1457-500=957kmです。
充電にかかった費用は8,099円(会費込み)で、1kmあたり8.46円です。
会費を計算しない場合は6,599円で、この場合、1kmあたり6.9円で走ったことになります。
※このように、燃費よりも1kmあたりいくらで走ったかを評価した方が経済的な評価がしやすいと思います。
ガソリンで走るよりも、電気で走った方が倍近く(会費込みでも1.3倍程度)は経済的にお得であると分かりました。
充電スポット利用については、ガソリンよりも安価であることからよく利用していますが、自宅充電と比べたら安くないのは明らかです。
例えば、空の状態で三菱自動車で充電する場合、30%→80%までの充電(6kwh)は165円です。
自宅の深夜電気帯で充電する場合、1kwhあたり13.7円x6.6kwh(効率90%とする)で約90円です。
満充電する場合でも、10kwh使用で137円とかなり安価になります。
さらに、FIT後の買取価格(8円/kwh)を家庭用蓄電池経由で充電する場合、効率を考えても満充電で約95円と格安です。
週4-5回、1月に20回程度充電するとしても2000円/月程度と、かなり安価に車が使えそうです。
計算してみましょう。
現在、満充電で43km程度走ります。1回の充電で43km走れるとなると、957kmを走るのに22回程度の充電が必要です。
全て自宅で充電すると、2,090円かかります。これに会費500円(スタンダード)とガソリン代5,523円を足すと、8,113円となり、1kmあたり5.57円(ガソリン・会費込み)で走ることができそうです。
1回給油あたり13,622円→8,113円と5,500円の削減が期待できます(理論値)
蓄電池+オール電化にかかる費用が約230万円、削減効果は月6,000円(期待値)+車での削減費用5,500円で合計11,500円/月、15年間で207万円程度、車の買い替えを考えないとしてもまだ届かない計算です。
まとめ
- 現在使用しているアウトランダーPHEVの走行に関して1kmあたりのコストを算出した。
- 充電会員のグレードを落として自宅での充電に専念すればコスト低減ができそう。
- FIT後、家庭用充電器を導入した場合、走行に関して1給油(1,400km走行)あたり5,500円程度の削減が見込まれる。
- 車の走行コスト削減を盛り込んでも蓄電池のコスト回収はできないことが分かった。
トータルでコストを回収できそうな方法はあるように思うのでいろいろ考えていきたいです。
コメント
ちょい長い
電気とガソリンのコスパ比較は難しいけどな…
コメントありがとうございます!
長いのはクセだと思うのでサッと読める記事にしていきたいです(T_T)
確かに難しいです。見直しをしてみます!