以前の記事で、楽天モバイルの電波状況があまりにもよろしくない、エリア内であるにも関わらず繋がってもすぐにパートナー回線に切り替わってしまうなどの報告をアプリ「LTE回線チェッカー」での計測値とともに報告しました。
楽天モバイルからもいろいろ連絡があり、自宅にアンテナは立ててもらえないものの、4月には電波状況の改善を約束していただいたので、改善具合を調べてみたいと思います。
DSDVにしたから電波状況はどうでもよくなった
とはいえ、現在AQUOS Sense4PLUS(楽天モデル)を購入し、mineoのパケット放題Plusを契約した結果、スマホ運用において非常に安定した接続と十分な速度を獲得しました。
当初ASUSのルーターでデュアルWANを計画していましたが、楽天モバイルの電波状況と速度が悪く、固定回線の代わりにはなり得ない(自宅では)ということで従来の固定回線の契約を継続しています。
ということで、楽天モバイルの電波状況がダメでも気にならない状況となっています。
かといって、契約している会社の電波状況がどうなっているのかは気になるところです。
LTE回線チェッカーで電波状況のチェックを
電波状況の確認は前回も使わせてもらいました、「LTE回線チェッカー」で行います。
前回は120dBmよりやや良い程度とほぼノイズで、評価が大変困難でしたが、現在は楽天回線に接続している時間がかなり長くなり、安定して接続できていることがうかがえました。
現在の電波状況としては、自宅内で106-116dBm程度、自宅の屋外で100-110dBm程度と、やはり屋外の方が電波状況が良い結果となりました。
一方、mineoで利用しているdocomo回線では95dBmとおおむね理想の接続状況です。
現状の接続状況としては良いとは言えませんが、楽天モバイルの改善の結果がやや出ているように思います。
Fast.com速度のチェックを
速度の計測は、楽天モバイルアプリ内でも速度計測ができますが、実際の速度感覚とあまりにも乖離しているように思えるので、もっぱら「Fast.com」での計測が好みです。

屋内での計測(3回計測の平均値)は4.06Mbps(楽天回線)と、現在でも固定回線として利用するには厳しすぎる結果です。電波状況の悪さが速度にも反映しているのかもしれません。計測途中の数値の変動も大きく、1Mbpsを切ることもありました。まだまだ不安定ですネ
mineoのパケット放題Plusは1.5Mbpsとされています。自宅での計測は1.4Mbps(3回計測の平均値)
とほぼ同程度で大変優秀です。スマホ運用上はこの程度で十分優秀です。
自宅の固定回線は30Mbpsプランと今主流の1Gbpsとは大きくかけ離れていますが、動画の鑑賞などそれなりの高画質でも問題ありません。
結論:楽天モバイル、やや改善
LTE回線チェッカーとFast.comで自宅での電波状況の改善具合を調べてみました。感覚としても計測値上もかなり接続が安定していて改善が見られますが、一方速度は十分ではなく、速度も安定しないことから快適に運用できるとはまだまだ言いづらいところがあります。
改善されているものの、モバイルネットワークのメイン回線として利用するほどの安定性はなく、場所によってはDSDVで副回線のサポートなしには安定運用が難しいと判断しています。
基地局からの距離が遠い自宅での電波状況がある程度良くないのは仕方ないと割り切って運用するべきなのかもしれません。その結果がmineoとの併用ですが、これは本当にうまくいっています!
これ以上の改善は難しいかもしれませんが、これからも頑張っていただきたいものです。
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